旅行業務取扱管理者合格率と免除制度

*
*

旅行業務取扱管理者合格率と免除制度

旅行業務取扱管理者試験は免除制度で合格率が変わる

旅行業務取扱管理者の試験合格率は、免除制度と関係が深いです。というのは、免除制度を受けるか受けないかで、旅行業務取扱管理者の合格率がかなり変わるからです。「平成30年度 総合旅行業務取扱管理者 試験結果」によると、4科目(業法、約款、国内旅行実務、海外旅行実務)受ける場合(受験区分A)は、合格率11.0%となります。1科目(約款)受験だけでいい場合(受験区分F)は、合格率92.9%となります。

受験区分Fは、なぜ91.7%まで合格率が跳ね上がるのか。その一番の理由は、もちろん1科目受験するだけでいいので、勉強にかかる負担も少なく、受かりやすいということもあります。しかしもうひとつ重要なのは、科目合格したから1科目受験でよくなった、という理由も大きいです。

旅行業務取扱管理者の合格率を上げる「科目合格」

「科目合格」とは、合格して資格は取れなかったけど、受験科目の合格基準に達していた科目は、その来年度に限り、旅行業務取扱管理者の試験で受験しなくてもいい(=その科目の勉強をしなくていい)という、旅行業務取扱管理者独自の制度です。
平成18年度国内旅行業務取扱管理者試験から、「法令」「約款」「国内旅行実務」の3科目のうち「国内旅行実務」について合格基準に達した者を対象に翌年度試験に限り免除とする制度が導入されました。
平成18年度の総合旅行業務取扱管理者試験より、「法令」「約款」「国内旅行実務」「海外旅行実務」の4科目のうち試験科目「国内旅行実務」「海外旅行実務」の2科目を対象に、試験不合格者のうちその科目の合格基準を達した人は、翌年度の試験に限り当該科目の受験を免除する制度が導入されました。
ただし、「法令」「約款」はこの制度の対象ではありません。

「科目合格」と「管理者研修」を組み合わせる

これに、「管理者研修」を組み合わせることで1科目受験が実現します。「管理者研修」とは、旅行会社で直近5年以内に3年以上の海外旅行業務の経験がある人を対象にした、4日間の研修です。研修を受講し、修了テストに合格すると、その科目が免除されます。